とにかく叩くというヒーリング

運動がストレス解消にいいのは広く知られていますが、運動の好き嫌いもありますし、運動できる量にも個人差があるでしょう。学生時代に体育会にいた人なら、体操をしたりストレッチをするくらいでは運動にはならないと感じるのではないでしょうか。最近の健康ブームに乗って、通勤に自転車を使う人も増えてきました。20分、30分という程度ではなく、人によっては1時間、2時間かけて通う人もいるようです。汗をかくのでとてもスーツでは乗れません。
わざわざ毎日着替えを持参しているようです。いくらなんでも少し頑張りすぎのように思えなくもありませんが、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車に1時間揺られて通勤するのに比べると、むしろ楽なのかもしれません。いずれにしても、体を動かすことが、肉体の健康だけでなく、心の健康にも良いということはよく知られたことです。普段あまり運動できていない人も、週に一度くらいなら何らかの運動ができるのではないでしょうか。
運動にもさまざまありますが、ストレスを発散しやすいという意味では、サンドバッグを叩く、というのはかなり効果があります。
ボクシングジムでストレス発散!
仕事を終えてからボクシングジムに通っている人もすくなくはありません。女性にも多いようです。美容やダイエットのコースもあり、実際に誰かを相手にして殴り合うというのではなく、基礎的なトレーニングが中心です。フットワークの練習をしたり、筋力アップをしたりします。
スポーツクラブに通って自分ひとりでやってもよいのですが、やはり「ボクシングジム」という迫力ある場所で行うのは、気持ちの入り方が違います。呼吸法も教えてもらえ、闘い方の基本を学ぶことができます。何といっても一番の魅力はサンドバッグを叩きまくること。素人がいくら叩いてもびくともしませんが、殴れば殴るほど気分がスカッとしてとても楽しいものです。
仕事のストレスがたまっているときには、憎たらしい上司の顔を想像しながら殴り続けてみれば、すっかり憎しみなど消えてしまうに違いありません。
ゴルフの打ちっぱなしというストレス発散
ゴルフという競技は、しばしば仕事上の接待に使われるため、知らず知らずのうちに「ゴルフ=仕事」のイメージが脳内に刷り込まれているものです。また、ゴルフには道具自慢やハンディ自慢といった、日本人特有の「見栄の張合い」もあり、いやらしいスポーツになってしまっているという嫌いはあります。
ですので、打ちっぱなしには、「腕を磨く」というような気持ちを持たずに行くべきです。ファッションも気取らずに、ゴルフなど下手で構わないと思いましょう。いくら自慢したところで、プロ選手と比べれば足元にも及ばないのです。「70台で回れる」などと吹聴することを楽しみにしている人は、人間が小さい人です。それよりも、思いっきり球をぶっ叩く喜びを存分に楽しんでください。方向が定まらなくても構わないではありませんか。とにかく力いっぱい叩く、ということがヒーリングになるのです。
「叩く」という行為はヒーリングになります。ボクシングジムや打ちっぱなしで思いっきり叩いて、心を休めてみましょう。