深呼吸をするというヒーリング

人は病気になると呼吸が荒くなります。ふだんは1分間に15回の呼吸が、20、30へと上がってしまいます。砂漠にすむネズミと、サバンナに暮らすゾウの一生涯の呼吸数はほぼ同じだそうです。ネズミの方が呼吸リズムが早く、寿命は短いのです。
その他の動物をみてみても、たいがい呼吸リズムの早い動物は寿命が長くありません。逆にゆったりと呼吸する生物は長生きです。哺乳動物なのに海に暮らすクジラは1時間に1度か2度しか呼吸しなくても生きていられます。もっとも呼吸リズムのゆったりした動物と言えるでしょう。最近の調査ではホッキョククジラの仲間は、200年程度の寿命があることが分かっています。人間も呼吸をゆったりすると、長生きできるのではないでしょうか?
呼吸は時間の単位だと考えてみましょう
生物の時間単位を呼吸だと考えてみてください。ゆっくり呼吸をすればするほど時間が長くなります。いらいらしたときや怒っているときには、呼吸は速くなるものです。恐怖や緊張する場面でも同じでしょう。ストレスがかかると人は呼吸が荒くなるものです。早くその場をやり過ごしたいという心理が働くのかも知れませんし、脳が酸素を必要とするからなのかもしれません。
呼吸が速くなると同時に時間も早回しになります。その分気持ちがあせり、心が不安定になります。心をいやしたいのであれば、ゆっくりと呼吸をしましょう。深く息を吸って、ゆるやかに吐き出してみてください。深呼吸がヒーリングとなり、あなたの寿命を長くするのです。
深呼吸は正しい姿勢で、朝日に向かって
深呼吸をするときには、背筋を伸ばしアゴを引いて行います。その方が、空気をしっかりと肺に吸い込むことができます。お腹をふくらませながら吸い込み、目いっぱい吸い込んだら一旦そこでストップしましょう。腹にためこんだ空気から肺がしっかりと酸素を取り込みます。吐き出す時にも、お腹をへこましながらゆっくりと。吸うときには、「1、2、3」と静かに数え、吐き出す時には「4、5、6」と数えます。
数える速さをゆったりとさせることで、呼吸のリズムものんびりとしたものになります。これを朝日を浴びながらするのがもっとも効果的です。朝6時から8時の日の光を浴びるのが、人間の体内時計のリセットにもっとも効果的だと言われています。この時間の太陽の光を30分ほど受けると、夜にぐっすりと眠りやすくなるそうです。
朝日の当たる場所でのんびりと深呼吸をしてみましょう。太陽のエネルギーを吸収しているというイメージを描きながらすると、体内に光が染み込んでいくのを感じられるはずです。空気とともにエネルギーが肺に吸い込まれるのも感じられるでしょう。
深呼吸をすることがヒーリングになります。ゆったりと吸い込みゆったりと吐き出す。朝日を浴びながらするのが効果的ですが、一日に何度かは、深呼吸をするように心がけましょう。